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専門学生が「こども食堂」スタート

話題 神奈川新聞  2017年12月24日 12:19

専門学校生が運営する「こども食堂POUSSIN」は親子連れでにぎわった=5日、横浜市神奈川区
専門学校生が運営する「こども食堂POUSSIN」は親子連れでにぎわった=5日、横浜市神奈川区

 横浜スイーツ&カフェ専門学校と、横浜こども専門学校(いずれも横浜市神奈川区)の学生が、10月から「こども食堂POUSSIN」(プーサン)を運営している。それぞれが学ぶ調理と保育の知識を生かした、地域貢献の取り組みだ。

 プーサンは、主に家族と夕食を取る時間が取れない子どもに温かい雰囲気と食事を提供することと、子育て支援を目的に始まった。スイーツ専門学校の学内カフェで毎月1回開催。同校副校長の今村温子さんは「料理を作って喜んでもらうだけでなく、地域に貢献したいという学生の思いも形にできる」と話す。授業で使い切れなかった食材で毎回100食程度を用意しており、「食べ物を大切にすることにもつながっている」という。

 同校の学生のうち、運営に携わるのは約40人。献立は話し合いで決め、子どもが食べやすい味付けや食材の大きさに気を配る。2年生の後藤亜美さん(20)は「子どものためになるし、楽しそう」と参加した。カレーやハンバーグ、クッキーなどを作ったが、「何を作るかを話し合うのも楽しいし、食べる人の笑顔や反応がやる気につながる」と目を輝かせる。

 12月のメニューは「鶏肉と牛肉のトマト煮込み」など肉や魚の料理と、サラダ、オニオンスープ、ジェラートで、すべて手作り。親が食事をする間、子どもと遊ぶ学生の姿も。近くに住む女性(39)は「料理はおいしい。5歳の娘は食が細いが、ここで友達と一緒だとよく食べてくれる」と笑顔で話す。

 「一人で食事をする子どもが学生とわいわい食べたり、子どもの相手を任せて親が息抜きしたり。そういう場にしたい」と今村さん。次回は来年1月23日午後5時半から開く。

 子どもは無料(参加は小学生まで)、同伴の大人は1人300円。大人だけの利用はできない。問い合わせは、横浜スイーツ&カフェ専門学校電話045(276)4632。


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