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トップ選手が江の島に結集 五輪セーリング

神奈川新聞  2017年12月24日 12:17

国内屈指のセーリング拠点となっている江の島
国内屈指のセーリング拠点となっている江の島

 2020年東京五輪セーリング競技の会場となる藤沢市の江の島で、海外のトップ選手らと地元の交流が進んでいる。五輪を見据え、江の島を練習拠点とする海外勢が増加する中、ジュニア世代の大会で五輪メダリストからのメッセージを展示したり、地元の学校に選手を招いたり。日本ではまだなじみの薄い五輪競技だけに、県は世界の一流セーラーとの親しみを通じ、裾野の広がりにつなげたい考えだ。

 16、17日に江の島を舞台に開かれた「ジュニア・ユースクリスマスカップ」。県セーリング連盟主催の年代別大会で、若きセーラーたちが競技の合間にも目を輝かせる場面があった。

 懇親会でお披露目されたのは、今季、江の島でトレーニングを積んだ外国人選手からの手書きのメッセージや写真。昨年のリオデジャネイロ五輪で銀メダルをつかんだニュージーランド選手をはじめ、オーストリア、フランスの選手らが激励の言葉を寄せた。


海外の選手からのメッセージはセーリングへの関心を高める一助となるか=藤沢市の江の島ヨットハーバー(県セーリング課提供)
海外の選手からのメッセージはセーリングへの関心を高める一助となるか=藤沢市の江の島ヨットハーバー(県セーリング課提供)

 「2020年に会いましょう」「江の島で五輪が開かれるのが楽しみ」。中には滞在中に覚えた日本語で記されたメッセージもある。一般の来場者にも見てもらおうと、今後も江の島ヨットハーバーに展示する方針だ。

 リオ五輪閉幕後、東京五輪へ向け江の島を訪れる選手は増加傾向にある。「昨年までとは雰囲気が変わり、ハーバーが海外の選手であふれている」と県セーリング課。好機と捉え、交流を通じてジュニア世代の競技力向上、さらに一般の認知度アップにもつなげるのが狙いだ。

 地元湘南では今秋、米国人選手に小学生がインタビューしたり、フランス人選手が鎌倉市内の保育園や高校を訪れて子どもたちと触れ合ったりといった交流の機会も増えてきている。

 五輪へ向け来年以降さらに多くの国々からの来訪が見込まれる。県の担当者は「海外の選手と江の島を利用する皆さんの交流をさらに広げ、五輪へ機運を高めていきたい」と知恵を絞っている。


江の島が舞台となる来季、さらなる人気獲得につなげることができるか=10月、愛知県蒲郡市沖
江の島が舞台となる来季、さらなる人気獲得につなげることができるか=10月、愛知県蒲郡市沖

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