横浜DeNAにドラフト1位で入団した森敬斗(17)=桐蔭学園高=ら新人選手が6日、横須賀市夏島町の合宿所「青星寮」に入寮した。森は「ワクワクする。1年目から1軍で結果を残したい」と力強く語り、同2位の坂本裕哉(22)=立命大=も「野球に専念するのに一番の環境。キャンプへベストの状態に持っていきたい」と気合十分だ。
主砲筒香以来10年ぶりの「ドラ1」高卒野手となった森が持ち込んだのは、昨春の選抜大会出場時に桐蔭OBで前巨人監督の高橋由伸さんからプレゼントされたパーカー。「気持ちが入る。毎日着たい」と笑顔を見せた。
同じ左打者として活躍した流麗な打撃フォームは子どもの頃からテレビで目に焼き付けていたといい、「かっこいいし誇らしい。自分も目指したい」と言い切った。
即戦力左腕の坂本は外側が赤色で内側がベイスターズブルーという配色のグラブを新調。目標を達成するまで強い意志を持ち続けることを意味する「磨穿鉄硯(ませんてっけん)」の四字熟語も縫い付けた。故郷福岡のかかりつけ医に贈られたという言葉を眺め、「ずっと大切にしてきた。プロでも忘れないようにしたい」と誓った。