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教育の力で未来豊かに 私財投じ母国に学校建設

社会 神奈川新聞  2020年01月06日 10:00

募金の進呈式で笑顔を見せる(左から)バジョボ大使、サワドゴさん、三協興産・堀切勇真社長=2019年12月3日、川崎市川崎区の三協興産
募金の進呈式で笑顔を見せる(左から)バジョボ大使、サワドゴさん、三協興産・堀切勇真社長=2019年12月3日、川崎市川崎区の三協興産

 生まれ故郷を豊かにしたい─。川崎の工場で汗を流し、自費を投じて貧しい母国に学校を建てた外国人男性がいる。西アフリカ・ブルキナファソ出身のサワドゴ・ブーレイマさん(45)。「祖国の貧困問題の解決には、日本のような教育システムが欠かせない」。遠く離れた島国から、大好きなふるさとの未来を支えている。

 同国の首都ワガドゥグから北におよそ70キロ離れたマル。人口約千人の小さな村に、中高一貫の「KIZUNA High School」(絆高校)はある。2017年秋に創立。3年目の現在は、100人を超える生徒が数学、英語、科学など、日本にならった幅広い科目を学んでいる。

 マルには高校がなく、通うには20キロ離れた街に出る必要があった。学費のほか現地での生活費がかかり、進学を諦める子どもが多かった。「子どもたちに教育を受ける権利を」と立ち上がったのが、この村で生まれ育ったサワドゴさんだ。必要な300万円のほとんどを支払い、村にとって初めての高校をつくった。

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