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五輪セーリング 江の島へ
会場特有の課題共有 組織委、選手・観客輸送で初会合

政治行政 神奈川新聞  2017年12月21日 10:59

 東京五輪セーリング競技の江の島(藤沢市)開催に向け、大会組織委員会は20日、選手や観客らの移動手段を検討する「県輸送連絡調整会議」の初会合を横浜市内で開いた。会場までのルート設定や交通規制の在り方など江の島会場特有の課題を抽出。市民生活への影響を最小限に抑える方向で地元との合意形成を図り、2019年度中の最終計画策定を目指す。

 同会議は、東京・晴海に整備する選手村から各会場(横浜市内を含む)へのアクセスを検討する「東京圏」の議論を踏まえ、江の島会場に特化して対策を練る。県内の関係自治体や県警、道路・鉄道事業者など約20団体の計30人で構成し、具体案を示せる段階で住民説明会を開くなどして地元の理解を得るとしている。

 現時点の想定では、20年7月26日から8月8日までの競技期間中、約400人の選手が分村の候補地とされる大磯町のホテルからバスなどで移動。大会役員ら関係者も各宿泊地から陸路で会場入りし、観客やボランティアらは最寄り駅から徒歩やバスで来場する。

 ただ、海水浴シーズンに国道134号など限られたルートでの移動は大渋滞を引き起こす懸念があり、市民生活や企業活動などへの影響は避けられない見通し。この日の会議でも出席者から「周辺の交通規制は行うのか」「観客は路線バスが使えるのか」といった質問が相次ぎ、住民理解を得るために複数回の説明会開催を求める意見が出た。

 座長の斉藤勝久組織委施設整備調整部長は「限られたインフラを効果的に使い、渋滞を減らして関係者を円滑に運ぶことが我々の使命だ」と述べ、市民生活と大会運営の両立を目指す考えを示した。 


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