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地裁判決 傷害致死認定
懲役5年6月 バイク振り落としで

社会 神奈川新聞  2017年12月19日 11:56

横浜地裁
横浜地裁

 走行中のオートバイにしがみつく男性=当時(46)=を路上に振り落とす暴行を加え、別の車にひかせて死亡させたとして、傷害致死の罪に問われた川崎市高津区、会社員の男(23)の裁判員裁判で、横浜地裁(片山隆夫裁判長)は18日、懲役5年6月(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。

 事件は、オートバイに乗っていた被告と、乗用車を運転していた男性との交通トラブルが発端。公判で被告は、前方に立ちはだかって怒鳴るなどした男性の危険な進路妨害から逃れるためオートバイを走行させたとし、正当防衛が成立するなどと主張した。

 片山裁判長は判決理由で、男性にオートバイの後部をつかまれていたことを知りつつ被告がオートバイを走行したと認定。「被告の走行行為は暴行に当たり、防衛行為として正当性を欠く」と指摘し、「被害者を死亡させるという取り返しの付かない重大な結果を生じさせた」とした。

 判決によると、被告は2015年5月、同区内の路上で、派遣社員の男性をオートバイから振り落として路上に転倒させ、対向車線を走行中の大型トラックにひかせて死亡させた。


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