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夜の「江の島」、新たな魅力 2月にナイトクルージング

話題 神奈川新聞  2020年01月01日 09:57

「富士三大夜景」に認定された江の島シーキャンドルから望む夜景(藤沢市提供)
「富士三大夜景」に認定された江の島シーキャンドルから望む夜景(藤沢市提供)

 東京五輪でセーリング競技会場になる江の島(藤沢市)で、ナイトタイムの魅力を掘り起こす試みが広がりをみせている。市とJTB(東京都)は2月、イルミネーションが輝く島の夜景を海上から眺望するナイトクルージングを実施。人気の夜景イベントに加え、クルージングに合わせた一夜限りの特別なライトアップも企画する。湘南の新たな観光コンテンツを創出し、さらなる観光振興につなげる考えだ。

 ナイトクルーズは、市制施行80周年を記念した初の試み。開催日は2月7日で、午後5時発の「サンセットクルーズ」と同7時スタートの「ナイトクルーズ」の2回を予定している。いずれも島内の湘南港発着で、クルーズ船で1時間ほど島周辺を巡回する。

 当日は、江の島の冬を彩る光と色の祭典「湘南の宝石」が江の島展望灯台(江の島シーキャンドル)、サムエル・コッキング苑で開催中。さらに当日のサプライズ企画として、特別なライトアップの演出も計画中だ。湘南の自然と一体化した多様な夜景に触れることができる。

 江の島では近年、訪日外国人客(インバウンド)の増加傾向が続く。市や市観光協会は夏の海水浴シーズンだけでなく、春夏秋冬1年を通した楽しみ方を提案している。

 特に力を注いでいるのが、夜間の魅力発掘と発信だ。冬の観光活性化に向け2011年度にスタートした湘南の宝石は、19年11月の「第7回イルミネーションアワード」(夜景観光コンベンション・ビューロー主催)で全国2位を獲得。同年10月に静岡市で開かれた「第11回夜景サミット」(同)では、江の島シーキャンドルの360度展望フロアから望む富士山のシルエットが「富士三大夜景」の鑑賞地に認定された。

 イルミネーションアワードは、全国5542人の夜景鑑定士、イルミネーション鑑定士が選ぶ「お墨付きの夜景」。輝きを放つ夜の江の島は、SNSなどを通じて全国的に知名度がアップした。

 藤沢市の18年の観光客数は約1839万人で、前年に比べ約191万人増加。江の島の集客が全体をけん引し、過去最高だった16年と同水準に戻ったという。同市観光シティプロモーション課は「江の島の夜を楽しむイベントを新たな観光コンテンツにしていきたい」としている。

 ナイトクルージングは各回定員85人で、料金は大人9500円(軽食付き)。募集期間は、1月6~17日で先着順。問い合わせは、同課電話0466(50)3531。


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