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ネット時代だけど… 「いのちの電話」ボランティア募集

話題 | 神奈川新聞 | 2019年12月30日(月) 20:37

 人生のさまざまな悩みの相談に24時間態勢で応じている「川崎いのちの電話」が、2020年度の相談ボランティアを募集している。現在活動中のボランティアは約150人で、20年前から半減しており、運営法人が協力を呼び掛けている。

 いのちの電話は30年以上の歴史を持ち、女性とシニア層がボランティアの主力として支 えてきた。しかし働くシニアや 女性が増え、ボランティア自体も多様化して いることから、希望者が減っているという。

 一方で相談件数はほぼ変わらず、18年は約1万5千件で、前年比で微減だった。10代など若年層からの相談は減少傾向にあるものの、40、50代からの相談は依然として多い。

 社会福祉法人川崎いのちの電話の有田茂事務局長は「インタ-ネットの時代ではあるが、24時間電話で相談を受けている窓口は少なく、まだまだ相談者は多い。公開講座は無料で開催しているので、興味のある方はぜひ受講してほしい」と話している。

 相談ボランティアは、同法人が主催する公開講座を1講座以上受講し、適性テストや電話相談実習などを経て認定される。公開講座は来年1月30日、2月2日、2月12日に川崎市総合自治会館(川崎市中原区)で開催。30日は日本自殺予防学会理事長の張賢徳・帝京大溝口病院精神科科長が、2日は西野博之・NPO法人フリ-スペ-スたまりば理事長が講師を務める。事前申し込みが必要。

 問い合わせは、川崎いのちの電話事務局電話044(722)7121。

 
 

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