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白寿記念 横浜で鈴木竹柏展

話題 神奈川新聞  2017年12月14日 02:00

穏やかなたたずまいが画面から漂う「鈴木竹柏展」 =横浜高島屋
穏やかなたたずまいが画面から漂う「鈴木竹柏展」 =横浜高島屋

 葉山町在住の日本画家、鈴木竹柏さん(99)の白寿を記念する「鈴木竹柏展」が13日、横浜駅西口の横浜高島屋美術画廊で始まった。自然の風物と現在の心境が一体となったような新作約30点が並ぶ。入場無料。19日まで。

 鈴木さんは1918年、逗子市生まれ。逗子開成中学校を卒業し、中村岳陵の内弟子として起居を共にしながら日本画の技術と画家としての姿勢を学んだ。

 91年に日本芸術院会員となり、2007年に文化功労者として顕彰され、重鎮の一人として日本画壇をリードしている。

 娘の真知子さん(67)によると、規則正しい生活を送り、毎朝6時に起床。朝食を取る前に、2時間ほど絵筆を取り、集中して描いているという。

 大気に包まれた緑豊かな風景など自然を描いた画面は、心象風景のようで清澄さが漂う。外に出掛けてスケッチすることは体力的に厳しいが「自分の中から出てくるものが、自然と筆にのっているようだ。だんだん単純化されている」と真知子さん。

 長年にわたって表現の追求に苦しむ様子を見てきたが「やっとかせがとれて、自由に描けるようになった感じがする。この年で新しいことができるんだなと驚かされる」と話した。

 問い合わせは横浜高島屋電話045(311)5111。


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