1. ホーム
  2. 社会
  3. 県HD流出 復元データ消去、情報提供者が報告

県HD流出 復元データ消去、情報提供者が報告

社会 神奈川新聞  2019年12月28日 05:00

神奈川県庁
神奈川県庁

 個人情報を含む神奈川県の行政文書が記録されたハードディスク(HD)が流出した問題で、県は27日、情報提供者が保有している復元データが「すべて消去された」と仲介者を通じて報告があったと発表した。

 情報提供者は、リース契約で県から返却されたサーバーから盗まれ、ネットオークションに出品されたHD9個を落札。復元ソフトを使ってデータを復元し、仲介者を通じて県に経緯を伝えていた。

 県は復元データの提供または完全な消去を求めていたが同日、都内の事業者が物理破壊によって消去作業を行ったとし、作業完了の証明書が仲介者の朝日新聞社を通じて県に示された。

 県は「復元データが提供されなかったのは残念だが、新たな情報流出は確認されていない」としている。

 県はまた、回収した18個を除く378個のHDのデータ消去証明書の年内提出を富士通リースに求めていたことについて、同社が27日、「年内提出は難しい」と伝えてきたと明らかにした。同社は消去作業の委託先から報告書が提出されないことを理由にしているという。


シェアする