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美術部の「名門」横須賀総合高 市議会にギャラリー

話題 神奈川新聞  2019年12月26日 09:40

作品が飾られた市議会ギャラリー=横須賀市議会
作品が飾られた市議会ギャラリー=横須賀市議会

 「未来の大作家」の作品を身近に─。横須賀市議会(同市小川町)に今月、市立横須賀総合高校(同市久里浜)美術部の絵画作品を常設展示するギャラリーが設けられた。全国のコンクールで最高位を獲得するなど「名門」と知られる同美術部の作品を市民に広く知ってもらうとともに、市議会の存在を身近に感じてもらうのが目的。

 同校は2003年に市立高校3校が統合して開校。当初、美術部は数人だったが、実績を重ね現在は40人を超える。日々の制作活動に加え、各種美術展などの鑑賞ツアーや県外合宿を毎年実施し、技術や感性を磨いている。

 今年の「全日本高校デザイン・イラスト展」では、団体の部で1位となる「文部科学大臣賞」を2年ぶり4度目の受賞。個人も19作品が入賞・入選した。18年度秋以降の「全日本学生美術展」「高校生国際美術展」など高校生4大公募展で団体最高位賞を全て獲得するなどの実績を誇る。

 同校には、卒業生を含めた各種コンクールの受賞作品などが数多く保管されている。しかし、その作品を市民が目にできる機会は少ないため、市議会側が場所を提供した。同校では総合的学習の時間を「羅針」と呼んでいることにちなみ、ギャラリー名を「羅針の小径(みち)」と名付けた。

 展示作品は、県内外のコンクールの受賞作品を中心に、同校美術部顧問や青木哲正副議長らが選んだ計32点が飾られている。年1回程度作品を入れ替えるとしている。

 板橋衛議長は「議会と絵画は意外な組み合わせだが、議会になじみのなかった市民が足を運ぶきっかけになってくれれば。絵を見にくるだけでもぜひ」と呼び掛けている。同校の伊藤学校長は「市民に身近な美術部として、今まで以上応援してもらえれば」と話している。

 土日・祝日を除く平日の午前8時半から午後5時まで鑑賞可能で、市議会(市役所本庁舎9階)の事務室受け付けに声を掛ける。問い合わせは市議会事務局総務課電話046(822)8460。


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