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空へたく炎、長寿祈る 大山寺で「星まつり」 伊勢原

話題 神奈川新聞  2019年12月23日 05:00

護摩木を燃やし、高く上がる炎の前で星に長寿を願う僧侶=伊勢原市大山の大山寺
護摩木を燃やし、高く上がる炎の前で星に長寿を願う僧侶=伊勢原市大山の大山寺

 冬至の22日、人の運命をつかさどるとされる星を供養する「星まつり」が、伊勢原市大山の大山寺で行われた。篠宮聖尚住職(63)が空を巡る星に向かって護摩をたき、信徒の延命長寿を祈った。

 同寺によると、星まつりは平安時代から続く伝統行事。毎年、昼が最も短く、星の出る時間が長い冬至の日に行う。護摩供養は昔、星が見える夜に行っていたが、近年は下山する人の安全を考慮して昼間に行っている。

 この日は篠宮住職らが護摩木や五穀を燃やして読経し、炎が50センチほどの高さまで上がる中、太鼓の音を響かせて信徒の延命を祈った。「空の星まで煙を届けることで星を供養し、来年も守ってもらう」。県内外から訪れた約30人は熱心に手を合わせた。護摩供養に先立ち、21日の夜は県内外から申し込みのあった約2500人分の名前を読み上げた。

 静岡県伊東市から友人2人と訪れた自営業松本靖江さん(48)は「お経や炎、太鼓の音も迫力があった。来年も家族や友だちが健康で、笑顔になれる年になってほしい」と話していた。星まつりのお札授与は来年2月3日まで。


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