1. ホーム
  2. 社会
  3. 相次いだ鉄道事故 安全対策に絶対はない

刻む2019〈4〉
相次いだ鉄道事故 安全対策に絶対はない

社会 神奈川新聞  2019年12月22日 10:00

 県内では2019年、鉄道事故が相次いだ。横浜市の新交通システム「金沢シーサイドライン」の逆走、市営地下鉄ブルーラインの脱線に、オーバーランによる衝突…。事故後、システム上の欠陥や人為的ミスが明らかにもなった。鉄道は市民生活に根付く交通手段の一つだけに、ひとたび事故が起きれば、その影響も甚大だ。事業者にはもう一度、安全運行への意識を高めてもらいたい。

シーサイドライン


逆走事故翌日、会見で頭を下げる横浜シーサイドラインの三上社長(中央)=横浜市金沢区
逆走事故翌日、会見で頭を下げる横浜シーサイドラインの三上社長(中央)=横浜市金沢区

 「シーサイドラインが逆走し、事故を起こしたらしい。けが人もいそうだ」

 土曜の午後9時半。突如鳴動したスマートフォンに出ると、上司が慌てた口ぶりでそう告げた。1989年に開業、94年から無人の完全自動運転を導入した金沢シーサイドラインは、これまで一度も人身事故を起こしたことがなかった。

 運転士のいない車両が突然、あらぬ方向に動きだしたというのか-。にわかに信じがたい気持ちを抑え、横浜市金沢区にある運行会社「横浜シーサイドライン」の本社へと急いだ。

この記事は有料会員限定です。

月額980円で有料記事読み放題/100円で24時間読み放題のコースも。詳しくはこちら


シェアする