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都市農業考 有志グループが6次産業化
肉まん、ラー油…独自商品続々 神奈川産新感覚の味

話題 神奈川新聞  2017年11月28日 11:17

新商品の肉まんとラー油を手にする「神七」のメンバー=横浜市内
新商品の肉まんとラー油を手にする「神七」のメンバー=横浜市内

 県内農業者有志のグループ「神七(かなせぶん)」が、新商品の肉まんとラー油を開発した。地元企業の協力の下、メンバーの手掛けた野菜を使ったオリジナル商品で、生タイプの七味に続く第2、第3弾。横浜中華街などでの販売を予定している。6次産業化によって、地産地消を進めるとともに、農業の魅力を発信し、新規参入や次世代育成につなげるのが狙いだ。

 神七は、苅部博之さん(横浜市保土ケ谷区)、平本貴広さん(同市神奈川区)、永島太一郎さん(同市金沢区)が、それぞれの仲間を誘う形で2015年3月に結成。当初7人だったが、現在は横浜、横須賀、伊勢原市の30~40代の農業者8人(うち女性2人)で構成する。今年2月には、第1弾商品としてメンバーが生産した農産物を使った新感覚の調味料「神七味(かなしちみ) 初(うぶ)」を完成させた。

 新商品の肉まんはタケノコ、干しシイタケ、キクラゲ、タマネギと、神奈川のブランド豚肉「やまゆりポーク」を使用。「今までありそうでなかった、県内産の具材でできた肉まん」(苅部さん)を目指した。

 一方のラー油は、横浜市内の種苗会社2社の協賛の下、各メンバーが育てたトウガラシを使っているのがポイント。製造に当たり横浜の老舗企業・岩井の胡麻油も協力した。

 「チーム神奈川で作った商品で、生産者の顔が見える安心感が最大の売り」と苅部さん。「1次産業にはさまざまな可能性があることを生産者から積極的に発信し、農業を盛り上げたい。今後も味に改良を重ねたり、新たな商品を考えたりしたい」と意気込んでいる。

 肉まんは2個935円で、横浜中華街にあるエンターテインメント施設「横浜大世界」やJA横浜の直売所などで12月から販売予定。ラー油の価格、販売開始時期は未定。同じく横浜大世界などで扱うという。

 商品に関しては、神七のフェイスブックで情報発信している。


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