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都市空間あり方を議論 村岡新駅周辺まちづくり

政治行政 神奈川新聞  2019年12月18日 05:00

藤沢・JR村岡新駅の構想地
藤沢・JR村岡新駅の構想地

 JR東海道線大船ー藤沢間で浮上している「村岡新駅」(仮称)周辺のまちづくりをテーマにした検討会議(柳沢厚会長)が17日、藤沢市役所で開かれ、同市が目指すべき都市像や都市空間の在り方について論点を示した。

 同会議には市内の経済団体関係者、地元住民、学識経験者ら14人が参加。2回目の今回は「村岡新駅周辺地区における空間のあり方」をテーマに、それぞれの立場で意見を出し合った。

 市は、同地区に医療、健康分野の研究開発拠点「湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)」や神戸製鋼所が立地していることを踏まえ、「研究開発などに携わるクリエーティブ人材にとって価値のあるまち」との都市像を提示。具体的イメージとして、創造的な場や新しい交通結節点づくり、緑や文化豊かなまちづくりを位置付けた。

 これらの論点に対し、委員からは、村岡地区と接する鎌倉市深沢地区との関連付けの明確化、地元住民に対する配慮、東海道線を挟む南北地域の一体化、藤沢市内全域へ向けた魅力の発信といった課題を指摘する声が上がった。

 また、同地区の特性を生かし、スポーツ、ホスピタリティー、ヘルスケアイノベーションなどの切り口で情報収集、発信する中核施設の設置、同市遠藤に湘南藤沢キャンパスを置く慶応大との連携、最先端の移動システムの導入といったアイデアも出された。

 一方、市はまちづくりの検討と合わせ、同地区への企業誘致を念頭に、研究開発型企業をはじめ、エネルギーやグリーンインフラに関連する企業などに対し今月から来年1月までの間にヒアリングを進める考えを明らかにした。

 同会議は同2月に最終会合を開き、コンセプトや都市像の実現へ向け官民の役割などを議論する。


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