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愛川・受刑予定者逃走
逃走かくまった男に懲役4年求刑 横浜地裁で論告

社会 神奈川新聞  2019年12月17日 06:30

横浜地裁
横浜地裁

 愛川町で6月、男が刑務所への収容を拒んで逃走した事件で、逃走中の男をかくまったなどとして、犯人蔵匿や覚せい剤取締法違反、窃盗などの罪に問われた建築業の被告(39)の論告求刑公判が16日、横浜地裁(野村充裁判官)であり、検察側は懲役4年を求刑して結審した。判決の言い渡しは来年1月7日。

 検察側は論告で、「逃走事件が大きく報道され地域社会の安全を脅かしているのを認識しながら、任侠(にんきょう)精神を見せようという身勝手かつ安易な動機で犯行に及んだ」と指摘。同法違反や窃盗の事件も含めて4カ月の間に立て続けに犯行に及んでいる点から、「規範意識の欠如が著しい上、更生意欲も極めて乏しく再犯に及ぶ可能性は大きい」と指弾した。

 弁護側は「被告は男と面識はなく、自分に利益が無い中で一宿一飯の助けを与えようとした」と主張。反省を深めているなどとして量刑上の考慮を求めた。

 逃走事件は6月19日に発生。起訴状などによると、被告は同23日午前2時50分~同6時35分ごろ、公務執行妨害容疑で逮捕状が出ていた男(43)=公務執行妨害や犯人蔵匿教唆などの罪で公判中=を横須賀市の自宅アパートにかくまった、とされる。男は同日、被告宅で身柄を確保された。


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