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歴史の薫りも一緒に 鎌倉鶴岡八幡宮前タリーズコーヒー

話題 神奈川新聞  2017年11月18日 15:57

出土した柱の一部などが展示されている店内=タリーズコーヒー鎌倉鶴岡八幡宮前店
出土した柱の一部などが展示されている店内=タリーズコーヒー鎌倉鶴岡八幡宮前店

出土した柱の一部などが展示されている店内=タリーズコーヒー鎌倉鶴岡八幡宮前店
出土した柱の一部などが展示されている店内=タリーズコーヒー鎌倉鶴岡八幡宮前店

 鎌倉・若宮大路沿いに先月5日にオープンした「タリーズコーヒー 鎌倉鶴岡八幡宮前店」(鎌倉市雪ノ下)で、鎌倉時代の瓦や器などの文化財が展示されている。店舗が入るビルの新築工事で出土したもの。鎌倉の歴史や風土に触れられるカフェとして注目を集めている。

 鶴岡八幡宮から100メートル弱。修学旅行生や外国人観光客も多く行き交う若宮大路から店内に入り奥へ進むと、壁際のスペースに陶磁器やかわらけなど20点近くが並び、出土品について説明する映像が流れる。

 テナントとして入るビルの新築工事にあたり、3年前に発掘調査が実施された。調査地は鎌倉時代前期から鎌倉幕府滅亡までの間、源頼朝の義弟である北条時房ら北条氏の屋敷があったとされる一角。屋敷の柱とみられる木材や、若宮大路に並行して掘られた側溝の護岸の一部のほか、鎌倉時代後半に使われていた井戸も見つかった。井戸はビル敷地内で復元し、鳥居や稲荷をつくって客が参拝できるようにしている。

 出土品の展示のほか、木目や石畳をイメージした内装で和の雰囲気を演出。オープンから1カ月半ほどたち、「地図を持って『歴史を調べている』と来店したお客さまも。にぎやかな若宮大路から一歩入り、落ち着いた雰囲気が好評」と、飯島隆之店長は上々の滑り出しを喜ぶ。

 「地域社会に根ざしたコミュニティーカフェ」を目指し、立地に合わせた店舗づくりを進める同社は「コーヒー片手に歴史に思いをはせてくつろいでもらいたい」と話している。


敷地内には鳥居や復元した井戸(奥)がある
敷地内には鳥居や復元した井戸(奥)がある

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