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【バスストップ】市営・59系統(6)大曽根 親子でたたく和太鼓 

話題 神奈川新聞  2019年12月30日 14:00

ラグビーW杯イベントでの和太鼓演奏を前に、稽古に励む「どどん鼓」の親子ら=横浜市港北区の市立大曽根小学校
ラグビーW杯イベントでの和太鼓演奏を前に、稽古に励む「どどん鼓」の親子ら=横浜市港北区の市立大曽根小学校

 親子でたたく、和の拍子(ひょうし)-。「大曽根(おおそね)夢太鼓(ゆめだいこ)どどん鼓」は、バス停から徒歩10分ほどにある横浜市立大曽根小学校(同市港北区)のPTAが、地域に伝統芸能を根付かせようと2005年に設立した和太鼓サークルだ。今は在校の小学生6人、卒業生10人、保護者11人が毎週日曜、同校の音楽室で稽古(けいこ)に励(はげ)む。音が近隣(きんりん)の住宅に響(ひび)かないよう、皮に毛布などをかぶせた上からたたいている。

 地元町内会に太鼓を借りて船出。保護者の内山新弥(しんや)会長(48)は「最初の1年半は『おまつり太鼓』1曲しかできませんでした」。07年から和太鼓講師の山田夢子さん(30)の指導を受け、大曽根自治連合会の盆踊(ぼんおど)りで初演奏した。稽古を重ね、今やレパートリーは約20曲に。

 小学6年の石井歩(あゆむ)君(11)は3年前に入会。ピアノを習う一方、「種類が多い和太鼓を、いろいろ演奏してみたい」。子どもは別学年との交流が深まり、親は生活にメリハリが生まれる。妻と2人の子と取り組んだ内山会長は「親子で共通の話題が持てて良かった」と語る。

 地元の祭礼や催(もよお)しのほか、区外から呼ばれるほど腕前(うでまえ)を上げた。師匠(ししょう)の山田さんは親子らを「聴(き)く人と自分自身が楽しむため、何事にも前向きに取り組む姿勢がいい」と評する。

 「どどん鼓」は19日に“大舞台(ぶたい)”に立つ。臨港パーク(同市西区)に設けられたラグビー・ワールドカップ(W杯(はい))のファンゾーンで、試合会場の日産スタジアムがある港北区内の民俗(みんぞく)芸能を紹介(しょうかい)するイベントが午後2時から行われ、1番手として出演する。「W杯観戦で外国から来た人に、伝統的な和太鼓演奏も楽しんでほしい」と内山会長は意気込(ご)んでいた。

 問い合わせは同団体へメール(osonedodonko@gmail.com)で。

(小学校高学年向けに、難しい漢字にふりがなを振りました)
【2019年10月17日掲載】


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