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視覚障害者も彫刻鑑賞 「手で触れて見る」展 藤沢

話題 神奈川新聞  2019年12月14日 05:00

自作を説明する桒山さん(右)=藤沢市
自作を説明する桒山さん(右)=藤沢市

 視覚障害者と健常者が共に彫刻鑑賞を楽しむ「手で触れて見る彫刻展」が15日まで、藤沢市民会館第1展示集会ホール(同市鵠沼東)で開かれている。同市主催。

 同展は市内在住の彫刻家桒山(くわやま)賀行さん(71)が1992年に始め、今回で29回目。桒山さんの作品をはじめ、主宰する彫刻教室「土曜会」の生徒17人の作品約60点が展示されている。

 桒山さんは、砂丘の光景やカサゴをモチーフにした木彫を出展。来場者は立体的な作品に触れながら、木で表現された桒山さんの世界を体感していた。

 このほか、四天王や不動明王、観音菩薩(ぼさつ)などの仏像やペットのネコ、昔話の主人公をテーマにしたバラエティーに富んだ彫刻が並べられている。

 また、連日開催する「世界の楽器に触れてみよう」「指で読む絵本ってどんなもの」をはじめ、14、15日には「作ってみよう!さわれる版画」「浮世絵すり体験」などの催しが同時開催されている。

 知人の視覚障害者が鳥の彫刻に触れ、「初めて翼の形を知った」と感想を語ったことを聞き同展を始めた桒山さん。「会場に来て、作品にどんどん触れてほしい」と呼び掛けている。

 入場無料。午前10時から午後5時まで。問い合わせは、同市総合市民図書館点字図書館担当電話0466(44)2662。


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