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〈時代の正体〉生活保護引き下げ批判 大学進学の現状改善を 都内で集会

時代の正体 神奈川新聞  2017年11月15日 22:53

国の生活保護政策について反対の声を上げた集会 =参院議員会館
国の生活保護政策について反対の声を上げた集会 =参院議員会館

【時代の正体取材班=成田 洋樹】5年に1度の生活保護基準の改定が2018年に迫る中、国の生活保護政策に反対する集会が15日、都内の参院議員会館で開かれた。安倍晋三政権が前回13年に行った基準引き下げを批判し、生活保護世帯の生徒が大学に進学しづらい現状の改善を訴える声が相次いだ。

 引き下げを違憲として提訴した全国約950人の原告を支援する市民団体「いのちのとりで裁判全国アクション」の主催。厚生労働省審議会で議論が進む次回の基準改定で、さらなる引き下げの恐れがあるとして集会を企画した。


厚労省による13年の生活保護基準引き下げを批判した木村草太・首都大学東京大学院教授
厚労省による13年の生活保護基準引き下げを批判した木村草太・首都大学東京大学院教授

 木村草太・首都大学東京大学院教授(憲法)は、厚労省が13年の改定の際、低所得世帯の消費支出とのアンバランスさを引き下げの根拠にしたことに対し、「受給資格があるのに生活保護水準以下での暮らしを強いられている低所得世帯と比較しては、最低限度の生活の保障にならない」として妥当性を欠くと批判。「(自民党議員らが加担した)生活保護受給者バッシングを背景にした引き下げにしか思えない」と指摘した。

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