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日本将棋連盟指導棋士五段、本紙将棋担当記者
将棋のはなし(137) 図面が大きくなります

カルチャー 神奈川新聞  2019年12月12日 11:43


【2019年12月8日紙面掲載】

 12月に入り、本社編集局はいつも以上に慌ただしい。10日の紙面から新聞作成システムが変わるのだ。新しい端末の操作など覚えなくてはいけないことが多く、皆が混乱しながら作業している。

 システム変更に伴い、囲碁将棋欄が拡張することになった。頭上に鎮座する連載小説がテレビ解説のページにお引っ越しするので、その部分を半分いただいたのである。「レインメーカー」のファンで医療訴訟の先行きが気になる人は、見逃さないようご注意を。

 空いたスペースをいかに有効利用するか考えた(サッカーみたいだ)。文章量を増やすのもよいが、それよりも頭に浮かんだのは過去にいただいた読者のご意見。そこで囲碁も将棋も図面を大きくすることにした。いつも碁盤の数字を苦労しながら追ってくれている皆さん、お楽しみに。

 図面を作るソフトも変わった。物覚えの悪い私は、分厚い説明書を片手に四苦八苦している。ついさっきも、長い時間をかけて作成した参考図が突然どこかへ消えてしまった。おかしいなあ。

 タネも仕掛けもなく、引田天功もびっくりのイリュージョンだ。でも感心している場合ではない。かばんの中も机の中も探したけれど見つからないけど、井上陽水のまねをしている場合でもないので、作り直さないと。

 不安だらけのスタートになったが、この機会に普段は読まない人も囲碁将棋欄をのぞいてくれたらうれしい。とにかく図が大きくなりますよ。


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