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アンケート実施要望へ 小学校統廃合巡り 市民ら意見交換

政治行政 神奈川新聞  2019年12月10日 05:00

市学校教育ビジョンについて議論を交わした意見交換会=三浦市初声町下宮田
市学校教育ビジョンについて議論を交わした意見交換会=三浦市初声町下宮田

 三浦市が2025年度をめどに市立小学校を現行の8校から3校へ統廃合する方針などをまとめた「市学校教育ビジョン」を考える意見交換会が7日、市民交流センター(同市初声町下宮田)で催された。市民有志でつくる「三浦まちづくりの会」の主催で、15人が参加。市民対象のアンケート調査の実施を求める要望書を提出することなどを決めた。

 意見交換会は2回目。今回も活発な議論が交わされ、「深刻な学校の先生についての現状分析がない」「市の方向性として若い人を呼び込もうとしているのに、学校を減らすのは不合理」などの意見が出た。

 市がビジョン策定の背景の一つとしている、保護者や教員を対象にした16年度実施のアンケートについては、同会事務局が「8校から3校にすることは全く(アンケートで)取り上げていない」と指摘。参加者からも「子どもがいない市民の声も一定数取るべき」と疑義が呈された。

 このため、意見交換会では、1中学校区に1小学校とする計画や小中一貫教育などを問うアンケート調査を、幅広い市民向けに実施するよう求める書面を市教育委員会に提出することを決定。同会は次回の意見交換会で市教委にビジョンの内容説明を求めるほか、同会独自に保護者や市民へのビジョンの周知策も今後検討する。

 同会事務局は「三浦の将来を担う子どもたちの教育がどうなるのか。市民にもっと知ってもらい、考えてほしい」とした。

 今年6月に公表したビジョン案で、市は小学校を中学校の数に合わせて統廃合した上で、小中一貫教育を推進するとしている。今夏の策定に先立つパブリックコメント(意見公募)では多くの疑問が寄せられ、今月の市議会本会議の一般質問でも市民周知強化などへ注文が相次いだ。

 次回の意見交換会は来年1月12日の午後1時半から。


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