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雇用ミスマッチ防ぎ、高卒新人の離職減らせ 横須賀

社会 神奈川新聞  2019年12月09日 05:00

 地元企業の高卒採用を促進し、人手不足の解消や地域の活性化につなげようと、横須賀市と横須賀商工会議所(同市平成町)が手を組み、事業を展開している。11月29日にはヴェルクよこすか(同市日の出町)で、入社前に想定した業務と違うといった雇用のミスマッチを防ぎ、高卒新人の離職を減らす目的のセミナーを開催。市内企業26社が参加し、採用する際のこつなどを学んだ。

 セミナーは、市と商議所の主催で、今回で2度目。高校生の就職を支援するウェブサイトの運営などを手掛ける「ジンジブ」(東京都港区)の佐々木満秀社長らが講師を務めた。

 セミナーでは、2016年に高校を卒業した社会人1年目の離職率が17・4%と、大卒の11・4%に比べて高いことを説明。高校生の就職活動が実質的に「1人1社制」と限られて「生徒が複数の企業を候補にできないため、ミスマッチが起きやすい」と指摘し、パンフレットなどを活用して生徒に会社の情報を分かりやすく伝えるよう参加企業にアドバイスした。

 また、「入社前の面接などでお互いの疑問や不安を解消し、入社後も若手育成に力を入れてほしい」と強調。高卒で同社に入社した2人も登壇し、自身の就職活動について語った。

 市経済企画課は「今後も市内企業の高卒採用を後押ししていきたい」とし、20年度には高校生を対象にした市内企業の合同説明会の開催を検討しているという。


高卒採用でのミスマッチを防ぐ方法などを解説したセミナー=11月29日、横須賀市日の出町
高卒採用でのミスマッチを防ぐ方法などを解説したセミナー=11月29日、横須賀市日の出町

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