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鎌倉に「冒険遊び場」 多世代交流できる居場所に

話題 神奈川新聞  2019年12月07日 14:00

子どもたちが自由に楽しめる「かまくら冒険遊び場・梶原」=鎌倉市梶原4丁目
子どもたちが自由に楽しめる「かまくら冒険遊び場・梶原」=鎌倉市梶原4丁目

 子どもたちが屋内外で自由に過ごせる遊び場が、鎌倉市内に誕生した。3月に閉館した旧梶原子ども会館(同市梶原4丁目)と、隣接する斜面地を活用し、自然と触れ合ったり、工作や読書にいそしんだりと思い思いに楽しめる。市と市民団体が15年間続けてきた1日限定の遊び場を常設したもので、関係者は「多世代が交流できる居場所にしたい」と意気込んでいる。

 木工作やロープ遊び、火おこし、菓子作り、お絵かきなどが体験できるほか、絵本や漫画を読んでゆっくりしても構わない。緑豊かな屋外では、斜面地を駆け上がるなど思い切り体を動かすこともできる。11月15日に開設された「かまくら冒険遊び場・梶原」は、そんな場所だ。

 市とNPO法人「かまくら冒険遊び場やまもり」の協働事業で、2階建ての旧梶原子ども会館(延べ床面積239平方メートル)と、市所有の斜面地(約450平方メートル)を利用。同法人が運営を担い、市は施設提供や運営費を負担する。

 同法人の前身である子育て支援グループは2004年度から市と手を組み、市内の緑地などで1日限りのイベントとして「冒険遊び場」を年20回ほど開催。いろいろな遊びを味わえる催しは多くの親子連れから人気だったが、これまで常設できる場がなかった。

 市こども支援課によると、旧梶原子ども会館が候補地に持ち上がったのは、3月の閉館後。市は自然豊かな斜面地が隣接することなどから常設に適していると判断し、一方でグループも法人を立ち上げ、運営母体となり実現した。

 開設時間は毎週火、水、金、土曜日の午前10時~午後5時。同法人スタッフが午前は2人、午後は3人常駐して見守り、おむつ替えベッドや授乳室を備えた部屋も用意している。

 同法人の長谷川節子理事(47)は「子どもの遊びは1日だけで完結できない。『昨日の続き』を実現して伸び伸びと遊び、育つ場としたい」と話す。市内で活動する子育て団体も利用でき、多くの世代が交流できる場としても発展させていきたいという。

 対象は乳幼児~中学生、付き添いの保護者など。問い合わせは、遊び場電話0467(47)1433。


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