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大名行列、厳かに 相模原の小原宿本陣前で再現

話題 神奈川新聞  2017年11月04日 02:00

大名行列の花形「奴の舞」では、長さ約4メートルの毛やりを投げ渡す場面も =相模原市緑区の小原宿本陣周辺
大名行列の花形「奴の舞」では、長さ約4メートルの毛やりを投げ渡す場面も =相模原市緑区の小原宿本陣周辺

 県内で唯一現存する本陣(参勤交代で大名が宿泊した宿)がある相模原市緑区の「小原宿本陣」周辺で3日、大名行列が行われた。宿場町として栄えた江戸時代の歴史文化を後世に伝える「小原宿本陣祭」の一環で24回目。本陣前の甲州街道(国道20号)では当時の参勤交代の様子が厳かに再現された。

 地元住民でつくる同祭実行委員会(河津暁実行委員長)の主催。大名行列には、住民のほか公募で選ばれた約50人が参加し、総勢約100人が練り歩いた。加山俊夫市長は殿様役で登場した。

 隊列を組んだ川越藩鉄砲隊保存会の会員が火縄銃を空に向け次々と撃つ音を合図に出発。「下に~下に~」という掛け声に続き、奉行や馬方、姫、腰元などの衣装を着た参加者らがゆっくりと練り歩いた。途中立ち止まり、「エンヤトマカセ、ヨイヨヤササッサ」の掛け声とともに、毛やりの投げ渡しが披露されると、街道から拍手が送られた。

 姫役となった市立北相中学校教諭の雨宮恵理さん(23)は「初めての体験でしたが、沿道からの声援も多く、本陣祭の歴史的な重みや地域の住民が大切にしてきた伝統文化を肌で感じました」と話していた。


川越藩火縄銃鉄砲隊保存会の会員が、空に向かって次々と撃つ音を合図に大名行列が出発
川越藩火縄銃鉄砲隊保存会の会員が、空に向かって次々と撃つ音を合図に大名行列が出発

一部を規制した甲州街道を練り歩く大名行列
一部を規制した甲州街道を練り歩く大名行列

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