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台風19号の収蔵品被害「経緯説明を」 オンブズ申し入れ

社会 神奈川新聞  2019年12月05日 05:30

会見するかわさき市民オンブズマンのメンバーら=川崎市役所
会見するかわさき市民オンブズマンのメンバーら=川崎市役所

 台風19号の影響で地下収蔵庫が水没し収蔵品に多数の被害が出た川崎市市民ミュージアム(中原区)について、かわさき市民オンブズマン(川口洋一、篠原義仁代表幹事)は4日、管理方法の問題点に関する見解を示すよう市に申し入れを行った。

 市策定のハザードマップでは、ミュージアム周辺の浸水深を「5~10メートル」と想定している。オンブズマンは申し入れ書で「地下収蔵は避ける状況だった」と指摘。十分な浸水対策を取らないまま今回の被害を招いた点について、市の受け止めを質問した。


水没した市民ミュージアムの地下部分
水没した市民ミュージアムの地下部分

 また、大雨被害を想定してどのような事前対策を講じるよう指定管理者に指示していたのかについても回答を求めたほか、被害当日の経緯や職員の対応を時系列にまとめた報告書を作成するよう要請した。

 オンブズマンは6月以降、ミュージアムの収蔵品の管理を巡りリストへの記載漏れなどの不備があるとして、市に情報公開請求を実施。今回の浸水被害を受け、台風関連の項目も追加で申し入れることにした。

 申し入れ後の会見で同ミュージアム元副館長の浜崎好治さん(58)は「29年間学芸員として務めていたが、地下は湿気が多いと感じていた」と話した。


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