1. ホーム
  2. 経済
  3. 「状況踏まえ議論」 日産・内田社長、中計見直しを示唆

「状況踏まえ議論」 日産・内田社長、中計見直しを示唆

経済 神奈川新聞  2019年12月02日 20:19

経営方針について話す日産自動車の内田誠社長=2日午後、同社本社
経営方針について話す日産自動車の内田誠社長=2日午後、同社本社

 本格的な再起の軌道に世界屈指の巨艦を乗せられるか-。混迷のさなかにある日産自動車(横浜市西区)を率いる内田誠新社長の双肩にかけられた課題は重たい。世界的な規模で起きている業績の低迷、揺らぐ企業統治、そして仏・自動車大手のルノー、三菱自動車との連携体制の強化へ、難しいかじ取り役を担う。
 
 直面する最も大きな経営課題はなんといっても低迷する業績だ。直近で増益だった2016年3月期決算と比べ、20年3月期の営業利益は81・1%減の1500億円に落ち込む見通し。営業利益は実にこの4年間で5分の1以下に減る。内田社長は具体的な収益改善策について語らなかったものの「中期経営計画」について、「日産の置かれた状況を踏まえて議論したい」と、その見直しを示唆した。

 販売台数に固執し、米国で値引き販売を続けたことで利益が目減りしていったことに加え、ブランドイメージも毀損(きそん)していった。米国や新興国へ経営資源を傾けたことで日本市場での業績低迷も経営課題となっている。モデルチェンジが遅れている車種が少なくないためだ。

この記事は有料会員限定です。

月額980円で有料記事読み放題/100円で24時間読み放題のコースも。詳しくはこちら


シェアする