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「警報待たず、高台に」 三浦・城ケ島で津波避難訓練

社会 神奈川新聞  2019年12月01日 05:00

消火設備の使い方について説明を受ける住民ら =三浦市三崎町城ケ島
消火設備の使い方について説明を受ける住民ら =三浦市三崎町城ケ島

 三浦市の城ケ島で30日、津波を想定した避難訓練などがあった。城ケ島区が主催し、住民や関係団体の計約120人が参加した。

 避難訓練は、相模湾を震源とする南関東沖地震が発生したとの想定で実施。大津波警報が発令されると、住民らは避難経路を歩き、島内8カ所の高台へ避難した。ほかにも放水や搬送、消火器使用など計8項目の訓練をし、住民らは災害発生時の対応を確認した。

 また、市防災課による講話を開催。担当者は「南海トラフ地震で三浦市では震度5の地震が起き、津波は10メートル級が発生30分後に来ると想定される。大きな揺れがあったら警報を待たずに高台に逃げることが大事」と説明した。食料の備蓄など日頃からの準備も大切とし「訓練を繰り返すことで危機意識が保てる。引き続き取り組んでほしい」と呼び掛けた。

 城ケ島区は、城ケ島と三浦半島を結ぶ城ケ島大橋が災害時に通行不可能になると孤立する恐れがあり、区主催の防災訓練が毎年実施されている。住民ボランティアでつくる「城ケ島区自主防災隊」の池田作義隊長は「住民が高齢化し参加者は昨年より減ったが、訓練を体験しないと分からないことがある。続けていきたい」と話した。


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