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初回の拙攻重く 10月31日・日本シリーズ第3戦

ベイスターズ 神奈川新聞  2017年11月01日 02:00

1回裏横浜DeNA2死一塁。打者筒香の時一走梶谷二盗失敗=横浜スタジアム
1回裏横浜DeNA2死一塁。打者筒香の時一走梶谷二盗失敗=横浜スタジアム

桑原、梶谷盗塁失敗 積極策封じられる


 追い上げた。確かに逆転のにおいはした。だからこそ、初回の拙攻拙守がもったいなかった。

 今シリーズ不振の先頭桑原が四球で出塁しながら、続く梶谷がランエンドヒットのサインに応えられず単独スチールになって憤死した。

 その梶谷も四球を選んで、2死一塁。打席には主砲の筒香だ。本塁打が出れば逆転。定石なら単純に打たせたいところだが、二盗を仕掛けた梶谷が刺され、結局3人で攻撃が終わった。

 2連敗後にホームで迎えた大一番で、3戦連続の初回での先制を許した。シリーズそのものの流れを変えようとした積極策は結局、空転した。

 ラミレス監督は「うまくいけば勢いに乗れると思ったが」と悔しがり、青山総合コーチも「梶谷は(サインで)バットを振らないと駄目だし、ミスを取り返そうとしてそれもアウトになってしまった」と渋面を作った。

 「あと一打」まですがっていく展開の中、守っては筒香や倉本の美技でヒット性の当たりをアウトにした。ただ守備でも、惜しむらくは初回だった。

 先頭柳田のゴロは二塁柴田の守備範囲だったが、打球はグラブの下を抜けた。「あれは完全に僕のミス。捕れたし、捕らないといけない打球」。続く打者の初球で二盗を決められ、犠打とタイムリーで先制を許した。相手からすれば、「もらった出塁」は動かしやすかったはずだ。

 ラミレス監督は常々言う。「どう始めるかより、どう終えるかが大事だ」。ただこの日の始まりは、あまりに重たかった。

 万永内野守備走塁コーチ(桑原、梶谷の初回の盗塁死に) 1勝1敗と2敗は状況が違う。負けていたからこそ、何かを変えないと勝てない。


1回裏横浜DeNA無死一塁。打者梶谷の時一走桑原二盗失敗=横浜スタジアム
1回裏横浜DeNA無死一塁。打者梶谷の時一走桑原二盗失敗=横浜スタジアム

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