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参考人招致実施、反対あり見送り 条例案審議巡り 川崎

政治行政 神奈川新聞  2019年11月22日 05:00

参考人招致を協議した市議会文教常任委員会=川崎市役所
参考人招致を協議した市議会文教常任委員会=川崎市役所

 川崎市議会は21日、文教常任委員会を開き、市が第5回定例会で提案する「差別のない人権尊重のまちづくり条例案」の審議を巡り、共産党が提案していた参考人招致を行わないことを決めた。必要ないとの反対意見が各会派から示され、慣例としている全会一致をみなかった。

 14日の委員会で共産党の片柳進委員が「憲法に関わる案件。専門的な知見を持つ参考人を招いて議論すべきだ」と提案。各委員が所属会派に持ち帰って協議していた。

 自民党はパブリックコメント(意見公募)で1万8千件を超える意見が寄せられたことを挙げ、「あえて多角的な知見を聞く状況をつくらなくてよい」と反対。みらいは唐突さと時間不足に加え、条例案が6月の素案から修正されたことから「神奈川県弁護士会や全国の弁護士有志の意見も反映されており、これ以上専門家に聞く必要はない」と判断した。

 公明党も「条例案には多くの意見が反映されており、今からでは時間的に遅れを生じる恐れがある」と反対を表明。唯一賛成したチーム無所属も「知見を聞く機会を妨げるものではない」という理由だった。

 条例案は定例会が開会する25日に提案され、委員会審議は12月6日に行われる予定。


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