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箱根、11月の宿泊予約が17%減 台風19号被害も影響

経済 神奈川新聞  2019年11月21日 05:00

土砂崩れの影響で配管損傷などの被害を受けた温泉供給会社の設備=10月31日、箱根町
土砂崩れの影響で配管損傷などの被害を受けた温泉供給会社の設備=10月31日、箱根町

 箱根町は20日までに、町内にあるホテルや旅館など宿泊施設の11月の予約状況が前年同月に比べ17・7ポイント落ち込んでいると明らかにした。町は、町内に甚大な被害をもたらした台風19号の影響もあると見ている。

 宿泊予約の調査は、箱根温泉旅館ホテル協同組合に加盟する107施設を対象に実施。10月1日時点の状況を確認したが、同組合を通じて回答が集まったのは同12日に記録的豪雨をもたらした台風直撃後という。

 台風では35宿泊施設が雨漏りや浸水などの被害に見舞われており、箱根登山鉄道の運休や温泉供給の一時寸断といった被害も相次いだ。町観光課は「台風の被災によるキャンセルなどを含めて回答した可能性がある」と説明している。

 町によると紅葉が見ごろの11月は、昨年の月別統計で宿泊客数が3位、観光客総数は1位のトップシーズン。台風の爪痕は残るものの、15日には箱根山火山活動の影響で5月から立ち入り規制が続いていた大涌谷園地が半年ぶりに再開された。箱根ロープウェイも10月下旬から全線で運転を再開しており、好材料も見え始めている。

 町は「近年はネットなどで直前に予約する傾向がある」とし、「紅葉はまだ楽しめる。大涌谷園地も再開したので、伸びることを期待したい」と話している。


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