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猛雨 台風19号の教訓(6)
紙一重で異なる判断 避難(上)

社会 神奈川新聞  2019年11月19日 09:34

山間部からの流木が氾濫の一因になったとみられる串川。護岸の崩壊も相次いだ=15日、相模原市緑区の串川橋付近
山間部からの流木が氾濫の一因になったとみられる串川。護岸の崩壊も相次いだ=15日、相模原市緑区の串川橋付近

 「仕方ない。家は諦めよう」。台風19号による豪雨が一段と激しさを増した10月12日午後4時ごろ、相模原市緑区鳥屋の男性(71)は覚悟を決めた。

 妻と2人、マイカーに乗り込んだ時、自宅裏手の水路からあふれた水が道路に勢いよく流れ出し、川のようになっていた。「ちょっとでも遅れていたら、避難できなかった。あのタイミングが限界」。警戒レベル5相当の大雨特別警報が既に発表されていた。

 向かったのは、自宅から700メートルほどの市の鳥屋地域センター。だが到着すると、約300メートル離れた市立鳥屋小学校へ避難するよう求められた。センターの脇を流れる串川の水かさが増し、「もう少しであふれそうになっていた」からだ。

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