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核兵器の恐ろしさ後世に 20日まで川崎で原爆展

社会 神奈川新聞  2019年11月19日 05:00

広島市内の高校生が描いた作品の複製画が並ぶ原爆展=川崎市中原区の中原市民館、2019年11月17日午後2時35分ごろ撮影
広島市内の高校生が描いた作品の複製画が並ぶ原爆展=川崎市中原区の中原市民館、2019年11月17日午後2時35分ごろ撮影

 核兵器の廃絶などを訴える「中原・平和をねがう原爆展」が川崎市中原区の中原市民館1階ギャラリーで開かれている。被爆者の高齢化が進む中、若い世代に被爆の実相を伝えようと、地元の主婦らが実行委員会をつくり2010年から毎年開催している。20日まで。

 会場内には広島、長崎の原爆後の様子を伝える写真約20枚のほか、広島市の高校生が被爆体験証言者からの聞き取りを基に約1年かけて制作した絵画約60点などが並ぶ。

 絵画は、電話局で仕事をしたままの格好で黒焦げになった電話交換手の姿や、3歳の子どもが全身に大やけどを負い一杯の泥水を飲み終えた後に「おいしかったよぉ…ありがとう」と話して亡くなる姿などを描いており、核兵器の恐ろしさや非人間性を伝えている。

 実行委は「絵や写真で原爆投下後の状況を見るだけでなく、被爆者の話も聞いて惨状を知ってほしい」と来場を呼び掛けている。

 19日午後1時からは、被爆体験者の山口淑子さんが自らの経験を語る予定。午前10時~午後6時半(最終日は午後5時まで)。


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