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「古道の素晴らしさ知って」 虫沢古道を守る会設立10年

話題 神奈川新聞  2019年11月18日 12:31

案内板の除幕を行う関係者ら=尺里峠(松田町提供)
案内板の除幕を行う関係者ら=尺里峠(松田町提供)

 松田町寄(やどりき)地区で古道の復活やハイキングコースの美化活動などを続けている「虫沢古道を守る会」が、設立10周年の記念式典を開いた。

 同会は、山が荒れているのを憂えた地元住民が2009年に設立。山の整備と観光資源化を目指して間伐など山道の整備を始め、かつての生活道の復活に乗り出した。

 中でも寄地区と山北町の共和地区を結ぶ約5キロの「はなじょろ道」は、明治末期まで山越えの生活道として利用されてきた。共和地区から花嫁(はなじょろ)が通ったとされるロマンチックな由来などから、近年はハイカーに人気のコースとなっている。

 虫沢古道につながる尺里(ひさり)峠(松田、山北町境)では、同会が12年に「第六天」と呼ばれる仏の石碑を再建。10日に行われた記念式典では、石碑に関する案内板の除幕などが行われた。山岸榮市会長(71)は「高松山からの富士山など、眺めは素晴らしい。多くの人に古道を歩いてもらいたい」と話している。


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