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猛雨 台風19号の教訓(5)
暮らしの利便性、失われ… 武蔵小杉のタワマン

社会 神奈川新聞  2019年11月18日 11:42

停電と断水が起きたタワーマンション。台風から1カ月たっても出入り口付近の発電機が動いていた=15日、川崎市中原区
停電と断水が起きたタワーマンション。台風から1カ月たっても出入り口付近の発電機が動いていた=15日、川崎市中原区

 「住みたい街」として首都圏トップクラスの人気エリアで、一夜にして日常が奪われた。

 川崎市中原区の武蔵小杉駅近くにある47階建てタワーマンション。11月上旬、34階に住む男性(81)は表情を曇らせた。「エレベーターは1基がまだ動いていない。電力が足りていないようだ」

 大規模な冠水で地下3階の電気設備が浸水。10月12日から停電と断水が続き、9基あるエレベーターやトイレも使えなくなった。10月中に大半が復旧したが、台風19号の来襲から1カ月たっても、出入り口付近で3台の大型発電機が音を立てていた。地下への浸水を防ぐ止水板は設置されていなかったという。

 長期間不在だったため、被災直後の不便を強いられずに済んだ男性だが、実感を込める。「毎日階段で上り下りするのは、ものすごく大変」。こう疑問を投げ掛ける。「なぜうちの物件だけ地下に水が入ったのか。原因を究明してほしい」

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