1. ホーム
  2. 経済
  3. 葉山の新鮮野菜いかが 魅力伝える商業施設が3周年

葉山の新鮮野菜いかが 魅力伝える商業施設が3周年

経済 神奈川新聞  2019年11月18日 05:00

地元産の新鮮な野菜が並ぶ店内 =ショッピングプラザHAYAMA STATION
地元産の新鮮な野菜が並ぶ店内 =ショッピングプラザHAYAMA STATION

 葉山の魅力発信基地として知られる商業施設「ショッピングプラザHAYAMA STATION(ハヤマステーション)」(葉山町長柄)が、オープンから3周年を迎えた。地場産の有機野菜、人気店のパンやスイーツ、雑貨など多彩な品ぞろえが人気で、客足も順調に伸びている。運営する町商工会は「ここから町の産業を盛り上げていきたい」と意気込みを新たにしている。

 平日の昼時、施設内は主婦や親子連れ、お年寄りらでにぎわう。同町上山口の棚田近くで採れた枝豆「たのくろ豆」、ひょうたんのような形の三浦産カボチャ「バターナッツ」…。来店客は、三浦半島の農家らが生産した朝採れの野菜を吟味しながら、買い物籠に入れていく。

 テナントに並ぶのは、パン店「ブレドール」や、特製葉山コロッケが名物の老舗「葉山旭屋牛肉店」など地元で人気の9店舗。約30席のイートインスペースに目を移すと、食事を楽しむとともにだんらんの時を過ごす客の姿が目立つ。

 ハヤマステーションは2016年9月、三浦半島の玄関口でもある逗葉新道入り口近くの南郷地区にオープン。店舗部分の1階約750平方メートルに、現在計約130事業者が出店している。

 町商工会によると、地域住民のほか、休日は観光帰りに立ち寄る人も。地元の人気店商品や地場産品が一堂に会する施設は利便性が高く、客数と売り上げは順調に伸びている。18年度は約65万2千人が足を運んだ。

 生産者や、町商工会が施設内で、珍しい地場産野菜の調理法を紹介しているのも好評だ。町商工会のメンバーは「ナス一つとっても、白いものや丸いものなど数種類。お客さまに食べ方を聞かれることが多く、納品時に農家に尋ねるなどして紹介することにした」と話し、「おいしかったと声を掛けてもらえると、スタッフ一同うれしくなる」と喜ぶ。

 一方、横須賀市から訪れた山際美千子さん(71)は「店員さんが親切で、お薦めレシピを教えてくれる。長く続く店であってほしい」と笑顔。50代の女性2人も「旬の採れたて野菜は持ちが良く、おいしい。その日によって売られるものが違うので、通うのが楽しみ」と相好を崩す。

 町商工会の柳新一郎会長(79)は「ステーションを活用し、地域の農業、漁業、商工業を元気にしていきたい」と話している。

 開店時間は午前9時~午後7時。水曜定休。


シェアする