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サイバー犯罪捜査の腕を競う 県警で競技会

社会 神奈川新聞  2019年11月16日 10:40

サイバー犯罪捜査の技能向上を目的に行われた県警の競技会=県警本部
サイバー犯罪捜査の技能向上を目的に行われた県警の競技会=県警本部

 サイバー犯罪捜査の知識や技能向上を図る県警の「サイバーセキュリティ競技会」が15日、横浜市中区の県警本部で行われた。予選で成績上位だった本部や各署の計12チームが参加。パソコンやスマートフォンから削除された記録を追跡、復元する「デジタルフォレンジック」(電子鑑識)の技術を応用するなどして、解析能力を競い合った。

 1チーム3人構成で、インターネット端末やスマートフォンを使用。公開されているデータから捜査活動に有用な情報を見つけ出す課題などにも取り組んだ。

 県警が昨年摘発したサイバー犯罪は、全国の警察で最多の1278件。今年上半期(1~6月)の摘発件数も全国トップの562件に上った。サイバー空間が、犯罪行為に悪用される傾向が近年顕著で、競技会はこうした事態に対処する専門捜査員の育成を進める狙いがある。綿引緑・サイバーセキュリティ対策本部長は「犯罪者もさまざまな技術、知識を駆使してくる。それを上回る手法で対処していかなくてはならない」と強調した。

 優勝は中原署、準優勝は警備部、3位は交通部だった。


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