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宿坊巡りスタンプラリー 16、17日 大山詣り催し

話題 神奈川新聞  2019年11月16日 05:00

横浜国大の学生が作製したマップ。表面(左)が、スタンプラリーの台紙にもなっている=伊勢原市役所
横浜国大の学生が作製したマップ。表面(左)が、スタンプラリーの台紙にもなっている=伊勢原市役所

 日本遺産「大山詣(まい)り」を生かした地域活性化に取り組む伊勢原市日本遺産協議会は16、17の両日、参拝客が泊まった宿坊を巡るスタンプラリーを初めて行う。協議会から宿坊の調査を依頼された横浜国立大学の学生が、その魅力を広く知ってもらおうとスタンプラリーの実施を提案。スタンプを押すと、宿坊の外観などの絵が完成する台紙が付いたマップを作製した。

 会場は大山公民館から大山インフォメーションセンターまでの約600メートル。道中には宿坊4軒のほか、参拝客が心身を清めた良弁滝(ろうべんだき)などがある。当日はスタンプを4軒と滝に設置、昔の面影を今に残す街並みを巡ってもらうのが狙いだ。

 スタンプラリーは、協議会が横浜国大と東海大に依頼した調査がきっかけだ。

 「大山詣り」が2016年に日本遺産に認定されたことを受け、協議会は構成文化財になっている大山地域の宿坊の建築様式や間取り、増改築の記録の調査を2大学に依頼。その中で、横浜国大建築都市・環境系学科の学生がその魅力を知ってもらうため、スタンプラリーにも活用できるマップを提案し、作製した。

 マップはA3判で折り畳み式。表面がスタンプラリーの台紙になっている。

 台紙には、奉納するために木製の太刀を担いで登る「納め太刀」や良弁滝で心身を清める「滝垢離(たきごり)」の様子、宿坊のかすみ荘、古宮旅館、上神崎旅館の外観をデザイン。そのうち太刀や旅館の玉垣、門などを抜き、そこにスタンプを押してもらう仕組みだ。

 また裏面には、大山詣りの概要やモデルコースを教えるすごろく、参拝客を案内する「先導師」がいる旅館のリストなどを掲載した。

 市は今回のイベントだけでなく、マップを観光客向けに活用する考えで、市教育総務課は「大山地域には長い歴史を持つ宿坊もある。マップを見ながら散策し、大山詣りの文化と歴史を感じてほしい」と話している。

 スタンプラリーは午前10時から午後4時までで、参加無料。台紙は大山公民館と大山インフォメーションセンターなどで入手でき、五つの絵を完成させると景品がもらえる。問い合わせは、同課電話0463(74)5109。


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