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東京モーターショー開幕へ 県内メーカーもアピール

経済 神奈川新聞  2017年10月27日 02:00

三菱ふそうが公開した電気大型トラックのコンセプト車「Vision ONE」 =東京ビッグサイト
三菱ふそうが公開した電気大型トラックのコンセプト車「Vision ONE」 =東京ビッグサイト

 27日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕する第45回東京モーターショー(日本自動車工業会主催)では、県内の完成車、部品メーカーも、業界の潮流である電動化や自動運転などに対応した先進技術をアピールする。一般公開は28日~11月5日まで。

 三菱ふそうトラック・バス(川崎市幸区)はモーターショーに合わせ、電気商用車に特化した新ブランド「E-FUSO」の立ち上げを発表。新ブランドのコンセプト車として、電気大型トラック「Vision ONE」を披露した。車両総重量23トンクラスで、最大積載量は約11トン。ディーゼルエンジンの同等車両と比べても積載量は遜色なく、1回の充電で350キロ走行できる。マーク・リストセーヤ社長は「商用車の電動化でトップランナーであることを示すモデル」と強調した。

 同社はすでに、他社に先駆けて電気小型トラックの量産化を実現。国内では配送車として年内に実用化される。環境負荷の低減に加え、コスト面でも優位性があり、親会社のドイツ、ダイムラーのバッテリーや充電技術も活用し、今後5年以内に電気大型トラックの量産を目指す考えだ。


日産と日産車体が披露した高規格救急車(手前)と電池冷凍車
日産と日産車体が披露した高規格救急車(手前)と電池冷凍車

 日産自動車(横浜市西区)とグループ会社の日産車体(平塚市)は、電気自動車(EV)開発で培ったバッテリー技術を生かした高規格救急車や冷凍車のコンセプトモデルを出展。搭載したリチウムイオンバッテリーで、消費電力の大きい医療機器に安定的に電気を供給したり、冷凍機を稼働させたりして、緊急医療や食品の輸送管理で強みを発揮する。日産は、2018年度にコンセプト車をもとに、新型救急車の発売を計画している。

 コア技術に磨きを掛けるとともに、業容拡大に努めるのはバネ大手のニッパツ(横浜市金沢区)。「今のクルマにも、これからのクルマにも」をテーマに、燃費向上に欠かせないバネの軽量化、小型化の取り組みを紹介。自動運転時代を見据え、乗客の脈波との連動で血流を促進するマッサージ機能を備えたコンセプトシートも出展した。独自の発光技術で、内装品を光らせ、ドライバーに周辺状況などを視覚的に伝達する取り組みも公開。茅本隆司社長は「主力製品のバネのように、社会を支え、未来を弾ませる役割を担っていきたい」と話した。

 サスペンション大手のヨロズ(同市港北区)は、日産やホンダの最新車種に採用されたサスペンションをアピール。志藤健社長は「サスペンションを核に周辺部品と一体で開発から量産までを担うシステムメーカーに成長していきたい」と、来年の創立70周年を見据えた。


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