
10日に投開票された海老名市長選と同市議選の当選証書付与式が12日、市役所でそれぞれ行われた。少数激戦を勝ち抜いた市議選の当選者22人は決意を新たにしていた。市議選は定数22に対し、26人が立候補。現職15人、新人6人、元職1人が議席を得た。
トップ当選を果たした自民党の宇田川希氏(46)は市議選で過去最多の6469票を獲得。「大変多くの票をいただき、本当に身が引き締まる思い。今後も市政発展のために尽くしていきたい」と意気込みを語った。
女性は立候補した8人全員が当選した。
2602票と新人で最も多くの票を集めた立憲民主党の黒田美保氏(40)は「民間企業出身の経験を生かした経済政策や、働く母親として教育施策にも目を向けて取り組んでいきたい」と話した。
党として県内で初めて議席を獲得したNHKから国民を守る党の三宅紀昭氏(58)は「証書を受け取り、当選の実感が湧いた」とし、「公約通り、NHK集金人の被害者から市民を全力で守っていく」と述べた。