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台風の影響で冠水したJ2・湘南の練習場 優勝王手のチーム後押し、サポーターたちが復旧作業

スポーツ 神奈川新聞  2017年10月26日 02:00

ヘドロ状の堆積物を懸命に除去するサポーターら=平塚市馬入の馬入ふれあい公園
ヘドロ状の堆積物を懸命に除去するサポーターら=平塚市馬入の馬入ふれあい公園

 超大型の台風21号の影響で冠水した、サッカーJ2の湘南ベルマーレが練習場としている馬入ふれあい公園サッカー場(平塚市馬入)での復旧作業に、サポーター有志が駆け付けている。J1復帰とJ2優勝に王手をかけているクラブを後押ししようと、泥と汗にまみれながら文字通りサポートに徹している。

 台風21号は23日明け方に県内に上陸。相模川河川敷にあるグラウンドは、サッカーコート2面にわたって天然芝の根元から数センチほどヘドロ状の泥が堆積し、南側の一帯は大量の木くずやペットボトルなどのゴミで覆われていた。

 これまでも台風接近のたびに浸水被害に遭ってきたが、クラブ関係者は「ここまでひどい状況は初めて。馬入での練習再開はめどが立っていない状況」と頭を抱える。クラブは別の練習場所を確保し、コンディションへの影響を極力少なくしようと努めている。

 この苦境に立ち上がったのがサポーターだ。25日は午前9時にクラブ関係者も加えた約70人が長靴、軍手姿で集合。ごみなどを取り除いたり、グラウンドの外に泥水をかき出したりする作業に当たった。最終的にはサポーターだけで100人に膨らんだという。

 チームは29日のホームShonanBMWスタジアム平塚での岡山戦(午後2時開始)か、その前日にも他チームの結果次第でJ1復帰とJ2優勝が決まる。ヤマ場を迎えているだけに、自然と作業にも気合が入る。クラブのロゴ入りの雨具姿で息子とともに参加した市内の住民(58)は「チームを最後まで応援したい。29日にみんなで祝えるよう一生懸命協力しますよ」と疲れを見せず泥を運んだ。

 一方、平塚市も24日に消防本部のポンプ車3台を投入し、25日には同スタジアムを練習会場として急きょ用意するなど協力。落合克宏市長も「いよいよ優勝を目指していく時。練習場の確保という面でも早急に対応し環境整備をしたい」と支援を約束した。

 周囲のサポートに、クラブ関係者は「ありがたい限り」と感謝、ピッチでお返しすることを誓った。26日以降の復旧作業については、湘南ベルマーレ電話0463(25)1233。


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