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噴火時の避難手順確認 レベル5想定し初訓練 箱根

社会 神奈川新聞  2017年10月25日 11:17

安全な場所へ向かうため、車に乗り込む訓練の参加者ら =箱根町元箱根
安全な場所へ向かうため、車に乗り込む訓練の参加者ら =箱根町元箱根

 箱根山の噴火警戒レベルが最も高い5(避難)に引き上げられたことを想定した避難訓練が24日、箱根町内で行われた。水蒸気噴火の際に飛散する噴石から身の安全を守る手順などを確認するため、マイカーとバスを乗り継ぎ、定められた避難場所に向かった。

 観測史上初の噴火で警戒レベルが3(入山規制)まで引き上げられた2015年の火山活動を教訓に避難対策の見直しが進められているが、レベル5を想定した訓練は初めて。箱根山の避難計画で、レベル5の際に避難指示が発令される地域に含まれている湖尻地区と温泉荘地区の住民45人が参加した。

 2次避難場所である芦ノ湖キャンプ村にマイカーで集合。並行して、箱根ロープウェイ桃源台駅からワゴン車に乗り合って避難してきた観光客役の参加者と合流し、町が手配したマイクロバスに乗り込んだ。

 避難先の仙石原文化センターに到着後は、土との違いを歩いて確かめる火山灰の体験も行われた。湖尻地区の大場喜子さん(83)は「膝や腰が悪く、キャンプ村まで行くのは大変」と実感。めいの平田裕実さん(46)は「噴火は心配。避難の流れが分かったので良かった」と話した。


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