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江戸の粋 人形で再現 個展開催 横浜・鶴見

話題 神奈川新聞  2019年11月09日 06:00

個展を開催している人形作家の小池緋扇さん=横浜市鶴見区
個展を開催している人形作家の小池緋扇さん=横浜市鶴見区

 92歳の現役人形作家・小池緋扇(ひせん)さん=横浜市鶴見区=の個展が8日、JR鶴見駅東口の同区民文化センターサルビアホールで始まった。80年余り積み上げてきた繊細な技で、顔の表情から指先に至るまで感情や動きを細やかに表現している。第40回鶴見区民文化祭の一環で、10日まで。

 「江戸の粋と幻想の世界」と題した人形展には、最近の作品を含め約50点を展示。秋が深まる中でさまざまな思いをのせて紅葉が舞う様子を演出した作品「もみじ」や、明るい緑色の着物を基調に神秘的な世界を表現した「人魚姫」など、作者の思いが込められた作品が並び、来場者は作品一つ一つにうっとりとした表情で見入っていた。

 「江戸の粋を人形で見せてみたい」と11歳のころから独学で腕を磨いてきた小池さん。「体の線や首の位置、手が持つ表情など、細かな所まで見ていただきたい」と語り、「今後もできる限り制作を続けていきたい」と意気軒高だ。

 8日はフィリピンの障害者施設の運営者や障害者らも会場を訪れ、華やかな日本文化を楽しんだ。

 午前10時~午後4時。入場無料。


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