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原子力空母の安全問う 危険性訴える冊子刷新 横須賀

社会 神奈川新聞  2019年11月08日 21:06

リニューアルされた原子力空母の危険性を訴える冊子
リニューアルされた原子力空母の危険性を訴える冊子

 横須賀市の市民団体「原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会」が、原子力空母の危険性を訴える冊子をリニューアルした。2014年以来の更新となる今回は、米海軍横須賀基地(同市)への配備から10年以上が経過した原子力空母の安全性を問い直している。

 刷新したのは、原子力空母に関わる同基地の運用についてが主。横須賀では原子力空母の低レベル放射性廃棄物を輸送船に移し替える作業が毎年のように続けられており、冊子は、日本の港での放射性廃棄物の搬出を禁じた日米間の合意に違反していると指摘している。

 同基地への原子力艦船の通算寄港回数は、2日に同基地に配備されている原子力空母ロナルド・レーガンが帰港し、千回に到達。原子力艦船の滞在も常態化している。同団体共同代表の呉東正彦弁護士は「市民の行動こそが自治体を動かすことにつながる。ぜひ読んで考えてみてほしい」と話している。

 冊子はA5版フルカラーで32ページ。1冊200円、10冊以上なら送料が無料になる。問い合わせは、横須賀市民法律事務所電話046(827)2713。

 同団体は14日まで、市立市民活動サポートセンター(同市本町)で冊子のリニューアルを記念する展示を開いている。9日にはシンポジウムを大滝会館(同市小川町)で開催。原子力空母の配備までの経緯や市の基地対策の変化などを振り返るとともに、行政や政治の課題についても参加者と話し合う。

 展示は入場無料。シンポジウムは午後1時半から、パンフレット付きで参加費500円。


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