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慰安婦映画に川崎市長「懸念表明は適切だった」 

社会 神奈川新聞  2019年11月06日 05:00

映画祭での「主戦場」上映を巡り、会見で「懸念を伝えたことは適切だった」と述べる福田紀彦市長=川崎市役所
映画祭での「主戦場」上映を巡り、会見で「懸念を伝えたことは適切だった」と述べる福田紀彦市長=川崎市役所

 慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー映画「主戦場」の上映を巡る問題で、KAWASAKIしんゆり映画祭を共催する川崎市の福田紀彦市長は5日の定例会見で、主催者側に上映への懸念を伝えた市の対応について「適切な判断だった」と述べた。多くの映画関係者から「表現の自由の侵害」との声が上がる中、福田市長は「表現の自由の侵害などとの指摘は的外れ」とも言及した。

 「主戦場」を巡っては、慰安婦問題を否定的に捉える一部出演者が上映差し止めを求めて6月に提訴。市が「訴訟になっている作品を上映するのはどうか」と懸念を伝えたことをきっかけに、主催者が一度決まった上映を取りやめた。

 しかし、映画関係者らの猛反発を受け、主催者側は方針を転換。映画祭最終日の4日に急きょ上映されることになった。映画祭主催者や鑑賞者が「表現の自由と一生懸命に向き合った」とする中での市長の発言は、懸念を伝えた側と受け取った側との間に認識の差があることを改めて浮き彫りにした格好だ。

 定例会見での市長との一問一答は次の通り。

 -市の懸念の伝達で主催者が一時上映を見送るという判断をした。市としてどのように考えているか。

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