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お花畑、台風に負けない 冠水の相模川、児童が植栽

社会 神奈川新聞  2019年11月06日 06:00

台風19号で冠水被害を受けた「イシックス馬入のお花畑」で新たにチューリップを植える子どもたち=平塚市馬入の相模川河川敷
台風19号で冠水被害を受けた「イシックス馬入のお花畑」で新たにチューリップを植える子どもたち=平塚市馬入の相模川河川敷

 あのきれいな花畑をもう一度-。台風19号による相模川の増水で冠水被害を受けた河川敷の「イシックス馬入のお花畑」(平塚市馬入)で、地元の小学生やボランティアらが5日、河川敷の清掃と花の植栽作業に汗を流した。

 約3ヘクタールの河川敷を春はチューリップやシャーレーポピー、夏はヒマワリ、秋はコスモスといった四季折々の花々が彩る「馬入のお花畑」。10月の台風19号では、見頃を迎えていたコスモスやヒャクニチソウが冠水した。

 「こんなひどい状態は初めて。花が全部駄目になってショック」と嘆くのは、花畑の手入れを続けるボランティア「馬入花畑の会」の三崎初枝副会長(71)。台風通過後にメンバーや市職員も加わり、たまった漂流物の片付けもしたが「とても作業が追い付かない状態」(三崎副会長)という。

 この日、年1回の恒例で行われる清掃活動には、市立八幡小学校の3年生と地元企業でつくる「平塚地区環境対策協議会」のボランティアら計約180人が参加。夏までヒマワリが咲いていた畑に約4千本のチューリップの球根を植えた。

 チューリップは4月上旬に見頃を迎える見込みで、参加した八幡小3年の女子(8)は「元気に育ってほしい。きれいな花畑を見に行きたい」と楽しみにしていた。

 同協議会の中島雅司会長も「企業も地域の一員として役立つことができれば」と話した。三崎副会長は「多くのメンバーが高齢者なので手伝ってもらいありがたい」と感謝した。


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