
れいわ新選組の木村英子参院議員が、重い障害のある当事者として初めて国会で質問した。隣で付き添う介助者や秘書の補助を受けながら、障害者の生の声や思いを直接、政府の主要閣僚にぶつけた。関係者は、バリアフリー施策が改善し、障害者への理解や社会参加が進む第一歩につながると期待する。
9回質問
「地域で当たり前に生活するには、バリアーがたくさんある。障害者の立場から質問する」。木村氏は5日の参院国土交通委員会でこう切り出した。
障害の当事者、国会に生の声 れいわ・木村氏、初の質問
参院国土交通委員会で質問するれいわ新撰組の木村英子議員(手前から2人目)。車いすに座り、秘書らの介助を受けた=5日午後(共同) [写真番号:875444]