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日本語学び交流 外国ルーツの子ども 横浜で支援者の集い

社会 神奈川新聞  2019年11月05日 05:00

「漢字王決定戦」のワークショップで、一文字だけ違う漢字を探す参加者=県立地球市民かながわプラザ、2019年11月4日撮影
「漢字王決定戦」のワークショップで、一文字だけ違う漢字を探す参加者=県立地球市民かながわプラザ、2019年11月4日撮影

 外国にルーツを持つ子どもたちの支援に携わる人を対象にした「日本語学習者・支援者のための集い」が4日、県立地球市民かながわプラザ(横浜市栄区)で開かれた。学校の授業が分からない、友人ができないといった悩みに直面する子どもの居場所づくりと教育を共に考えることをテーマに、ワークショップなどを通じてサポートの方向性を探った。同プラザの主催。

 ワークショップでは県内の支援活動で用いられている独自の教材を紹介。参加者は実際にその教材を手に取りながら日本語の指導法などを学んだ。

 横浜国立大国際教育センター非常勤講師の樋口万喜子さんは、中学生の日本語学習のあり方として学校生活や日常で使う言葉を中心に学ぶ教材を解説。「自分で考える力を付けさせることが大切」と強調した。

 横浜市内で毎週土曜日、外国籍などの小中学生を対象にした「地球っ子教室」を開いている認定NPO法人地球学校の丸山伊津紀さん、辻雅代さんは、2008年に独自に作成した漢字ゲーム「漢字王決定戦」を紹介。丸山さんは「チームワークで楽しみながら日本語を学習することで、交流を楽しむ機会にもなっている」と話した。

 基調講演も開かれ、秦野市で日本語教室を運営している上智大短期大学部教授の宮崎幸江さんが講師を務めた。宮崎さんは、大学が地域と連携し、外国籍の子どもたちの本来の力を引き出す活動「エンパワーメント」の成果と課題について語った。


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