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新大久保駅・犠牲の韓国人が残したものは 横浜で記録映画

社会 神奈川新聞  2019年10月31日 07:00

 2001年1月、JR新大久保駅でホームから転落した男性を救おうとして日本人カメラマンとともに亡くなった韓国人留学生・李秀賢(イ・スヒョン)さん=享年(26)=が人々の心に残したものを追ったドキュメンタリー映画「かけはし」が11月3日、横浜市中区の横浜海岸教会で上映される。同教会は、日韓が政治的に対立を深める状況を受けて、民間交流の大切さを訴える同作品の上映を決めたという。

若い人こそ日韓交流を 新大久保で犠牲・留学生の母が訴え


横浜海岸教会=横浜市中区
横浜海岸教会=横浜市中区

 同作品はシンガー・ソングライターの中村里美さん(55)が企画・製作した。2部構成で、第1部は「日韓の懸け橋になりたい」と生前話していた李さんの遺志を継ごうと、日本中から寄せられた弔慰金をもとに日本語学校生を支援する奨学会を設立した両親の姿や、奨学会の活動を追う。第2部は、日韓国交正常化50周年を迎えた2015年に来日した韓国の大学生と日本の人たちの交流を通して民間交流の意義を訴える。

 上山修平牧師(65)は「現在、日本と韓国の関係は政治的に冷え込んでいる。だが、こういう時だからこそ、作品を通していろいろな視点で両国の関係を見てほしい」と上映会への思いを語っている。

 礼拝堂で午後1時半から。参加費無料で、誰でも入場できる。問い合わせは横浜海岸教会電話045(201)3740。


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