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21日拓大紅陵戦(千葉1位)
掴めセンバツ 高校野球関東大会神奈川3強の陣容(中) 慶応 接戦制し実力アップ

高校野球 神奈川新聞  2017年10月20日 13:09

 2年連続の秋季関東大会となる慶応。昨秋は前橋育英との準々決勝でサヨナラ負けし、選抜切符を目前で逃しただけに雪辱の思いは強い。

 今秋は、厳しい試合を勝ち抜いてきた。平塚学園との4回戦では序盤に3失点も、中盤以降で反撃に成功。準々決勝は藤嶺藤沢に一時逆転を許したが、同点の最終回に勝ち越した。鎌倉学園との準決勝は1-0の大接戦。3戦連続で2点差以内の競り合いを勝ち抜いてきた。

 今夏までは正木、森田という絶対的な投打の軸が存在するチームだったが、「夏の中心が抜けた当初は新チームに手応えがなかった。それでも、接戦を多く経験できたのはかなりの収穫」と森林貴彦監督(44)。戦うたびに成長してきた。

 その代表格がエース生井だ。準決勝では圧巻の14奪三振完封。スライダーとチェンジアップの切れが増し、6試合で40回1/3を投げて50三振を奪った。「接戦の中でも粘り強く、強い気持ちで投げることができた」と自信を深めている。

 多彩な変化球を投じる左腕渡部も4試合で防御率2・05と好成績を収めた。連戦が続く関東大会では救援でエースを援護したい。好リードで支える1年生捕手善波は「捕手として、フィールド上の監督のようにチームを引っ張っていければ」と頼もしい。

 チーム打率が3割に届かなかった打線の中で、1年夏から主力を担う4番下山がチームトップの4割2分3厘。今秋公式戦4本塁打で打線の鍵を握る主将は「チャンスで先制点をもぎ取るプレーをしたい」と息巻く。準決勝での決勝打など9打点を稼いだ3番関、打率4割の7番吉川の両1年生も楽しみな存在だ。

 初戦の相手は14年ぶりに秋の千葉県大会を制した拓大紅陵。「勢いのあるチームだが、接戦に持ち込んで自分たちの力を発揮したい」と下山。粘り抜いて9年ぶりのセンバツ出場を手にする。


4番として打線をけん引する慶応・主将下山
4番として打線をけん引する慶応・主将下山

1年生ながらたくみなリードで投手陣の好投を引き出した慶応・捕手善波
1年生ながらたくみなリードで投手陣の好投を引き出した慶応・捕手善波

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